事件は、配属してまだ3ヶ月。
春。大学3年の終わりに起きたのだ。
ちょっとこの件に関しては、面白おかしく書ける内容では無いけれど、
事実として書こうと思う。
とまぁ、まず事件を語るにあたって2コ上の先輩について紹介しないといけないんで、
そこは面白おかしく書いておくとしよう。
ホントぬかりねぇな!
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■2コ上の先輩①:マッキー先輩
一番明るいて良い人。よくしゃべる、いや、あれはおしゃクソの域に達していた。
後輩の僕らをなんの根拠も無く、ひたすら褒めちぎってくれる。
ヤンキー「趣味すか?バイクっすね」
マッキー先輩「うぃーね、うぃーね。うん、いや、その、うぃーね。なんていうかその、新しい風!新鮮!うぃーね君!」
まぁ、その…うぃーね!!(笑)
そして、配属前の僕ら後輩の勧誘役だった。
こういう明るい先輩もいるし、ここもありだよね、なんて研究室のイメージアップを成し遂げた人でもある。
■2コ上の先輩②:ヤマさん先輩
またこの人も明るく、人当たりが良かった。
アロハシャツとのミスマッチさがたまらん。
さすが飲みサー出身だ!
最初、僕のことをコミュ力高くて良いキャラしてる!と買ってくれていた方だ。
しかし、先輩方との距離を縮めようと焦り、忘年会の二次会(カラオケ)で、
ヤンキーと僕がデュエットしながらディープキスをかますという、最高のパフォーマンスをお送りしたところ、
「マジでキモい…」とドン引き。距離を置かれるようになった。
…まぁ、ヤンキーがノリノリでパフォーマンスに付き合ってくれたのが、正直びっくりだったよね。(もっと言うことあるだろ)
■2コ上の先輩③:KEN TAKAKURA先輩
あまり関わりがなく大したエピソードもないんですが、
寡黙で堅実、そして優秀な人。
マッキーパイセン、ヤマさんパイセンという並びがあったので、
やっぱりバランサーとしての安定感はハンパなかったなぁと。
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そして本題…
3年の終わりごろ、研究室に行っても特にやることがないので、
ほぼ行かなかったが、
たまに来るとこんな感じで不毛に過ごすのだった。
・PCだけのまっさらな自分のデスクであてもなくネットサーフィン
・マッキー先輩に絡みに行き「まぁまぁまぁまぁ、この時期は遊んどき」の毎回同じくだりをアクビしながら聞いたり(アクビすんなよ)
・ゼミに出席し、わけのわからない先輩の進捗発表をボーっと聞き流す
(最後にお決まりの教授の「はい、解散!」の一声で皆沈黙のまま、ぞろぞろ帰っていくまでがワンセット)
そんな時、あるメール(from 教授)が来た。
「明日、緊急でミーティングをします」
次の日、久しぶりに来てみると、いつにも増して重たい空気が漂う…
開口一番に、教授。
「実は、TAKAKURA先輩が亡くなりました。」
・・・うそだろ?
全くわけがわからなかった。
自ら亡くなったとのことだったが、
前兆もなかっただけに、2コ上の先輩達もただただ驚き、ショックを隠せない様子だった。
時がたった今でも、なぜそれに至ったのか不明なのだ。理由もなくなんてありえるのだろうか…。
はたまた、
生前のTAKAKURA先輩と同じ境遇だったか、
それ以下か、それ以上だったのかわからないが、
さらにしばらくすると、僕もこの研究室で、超絶な闇に飲まれることになるとは、
当時知る由もなかったのだ…。
さぁ、そんな自身のエピソードを面白おかしく書いていくぞ!
Keep on Running!!(これ使いやすいね)
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