こんにちは、べっくすです。
前回は、「弊社の志望動機は?」という問いに対して、
その業界に合わせて1からエピソードを作るのではなく、
自分の喋りやすい根幹のエピソードを元に、その業界とのはしごにあたる話を作る名人になってしまえば余裕だ!という話をお送りしました。
早い話、
私はこの業界の特化型人間です! という風に擦り寄るのではなく、
おれはこういう事してきた人間だから、そっちもいけるクチだと思いますけど?
という主張をスムーズにすれば良いってことっすね。
前者だと、「へぇ?この業界そんな甘くないけど?」と向こうのワールドでアウェイで戦わなければいけないけれど、
後者だと、「それは特にどんな苦労があったの?へぇ・・・やってんなぁってのはすごい伝わってくるな」と、自分しか答えを持ってない、自分のワールドで戦うことができるはずだ!
今回は、少し理系の就職に特化したお話。
理系の面接の質問なんて、たかが知れてる
僕の経験上、以下の3つぐらいしか無い!
- ①志望動機は?
- ②研究なにやってるか教えて?
- ③今まで苦労したこと/頑張ったことは?
呆れるぐらいほんと、だいたいこれぐらいしか無いはず。
1つ目の武器は、もちろん『はしご話』
①志望動機は? に対して、
<根幹エピソード>「僕はXXXをやってきました。」
<はじご話(盛りまくり)>「その中で、△△△が気になってやっていたら、○○○に興味が生まれた・成果が出た」
<締め>「だから、○○○なら僕は誰にも負けず、やっていけると思ったからです。」
③今まで苦労したこと/頑張ったことは? に対しても、
はしご話の中で出した、あること無いことのキーワードを使って、
「△△△は全く初めてだったんで、どうしていいかわかんなかったんですよ!でも、〜〜と思って、〜〜すれば解決しました。あ、ここの問題解決力も自慢ですね。」とかですかね。
それか、ほんとの根幹エピソードの話から、まじで頑張ったことを言えば良いんですよね。
※最後に、必ず響きそうなアピールに繋がるオチを言うこと。
ただ、「これは辛かったですね〜」で終わっちゃうと、「雑談じゃねぇんですけど?」と思われちゃうので要注意。
これで、もう質問の2/3片付きます。
『はしご話』の準備法
あれこれ会社受けて、準備に時間がないのであれば、
面接の前日にでも、「あしたはこの業種の会社か〜」といいつつ、採用ページとかから『はしご話』につながりそうなキーワードをチェックして、
B5ノート1〜2枚だけに、『はしご話』の方向性を整理して準備完了で良いでしょう!
2つ目の武器は、『スマートな研究説明』
残る質問は、②研究なにやってるか教えて? だけですね。
これは、ないがしろにしがちですけど、高得点を狙うべき重要な質問ですよ!
で、忘れちゃいけないのは、面接官は、この人が本当になにを研究してたかなんて全然興味ない。
※メーカーとかの研究職は、もちろん内容重視ですけど・・・。
やっぱり、「理路整然と、わかりやすく内容を完結に話せるかどうか」が一番!
てか、それしか見てないまである!
だからこそ、
- 1〜2分で簡潔に言う!
- 聞いてて面白そうなキーワードをメインで並べる!
- 細かい部分・つまらない部分は、端折る!
※全てをその枠で語る必要は無いんです。
アピールにつながるからここ言いたい!けど、長くなる!と思えば、
「・・・まぁ、ここは途中、紆余曲折があったんですけど、なんとか完了し・・・」とか、
秘技『伏線』でわざと質問させる or ③の苦労したエピソードで自分から語ればOK。
あと、またこれも話を盛ったところで、あんまりバレようがないですね。
この武器が大事だと実感した話
一回、某大手プロバイダの4人の集団面接で、その回が終わったあと、就活生同士仲良くなって、ファミレスでだべって、別れ際LINEグループで結果報告し合いましょう・・・って流れになったんですけど、
面接中、尺がないのに永遠と自分の研究を語りまくってた2人は、やっぱりお祈り食らってましたね。
ここは、どうしゃべるか練って臨みたいところです。
どうアピールにつなげるか?
あと、どうこの研究説明をアピールにつなげるかですけど、
体育会系寄りな会社であれば、自主的に人を巻き込んでみた、とか。
技術ゴリゴリな会社であれば、知的好奇心の高さとか、いろいろアピール作戦はあるでしょう。
僕の受けた通信系の会社は、どちらも体育会系寄りだったので、
ブラック研究室でやりたくもない動画圧縮ってテーマにさせられた、って話をプラスに持って行って、
- 「このテーマでやってみないかと募集がかかった時に、自分から『やります!』と手を上げてテーマを変えました」(ウソだけど・・・)
→自主性、知的好奇心アピール
- 「動画を圧縮すると、劣化して汚くなります。人が見て『綺麗』・『汚い』という指標を大事にしたかったので、人を集めてみんなで評価してもらいました」(ウソだけど・・・)
→巻き込み力アピール
こんな感じでしょうか。
では、また!!!