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【近況】中二病の同期がエリートコースに乗っちゃった話

 

中二病の会社の同期

僕の会社の同期にすんごい中二病の人がいまして、

口癖はこんな感じ。

 

・「俺は世界をアッと驚かせるクリエイターだぜ?」

・「教えてやんよ、本当のイノベーションってやつをな」

・「俺がやりたいからやるんじゃ!口出しは無用だ」

 

癖が強い…。すごくないですかね?

オカリンも真っ青かもしれない。

 

で、僕とこいつは部署が違うため、普段対して関わりはないのですが、

住んでる社宅が一緒なのです。

 

なおかつ、

僕が昔アプリコーダーとして色々活動していたことを話すと、

自称『クリエイター』の琴線に触れたらしく、

僕の部屋に来て、新サービスの妄想とか、将来の野望とかを永遠と語るだけ語って帰っていくという、

まぁ、要は自己中なやつなんですね。

 

なぜ彼はエリートコースに乗ったのか

最近、その話を聞いて耳を疑いました。

エリート部署へ配属になったというのです。

その部署というのは、会社の経営戦略の立案といった、若手社員がどんなに望んでもいけないところなんですね。

多分、問題を起こさない限り、最速出世で駆け抜けることができるでしょう。

 

なぜ彼は、そんなルートに乗れたのだろうか。

僕のイメージだと、中二病の人って、どう頑張っても「勇者王」にしかなれないのかなって思ってたんですよね。

「一撃で仕留めてや… な、なに〜〜〜!!!」(CV:檜山さん)的な感じでしょうか。

口だけで結果が伴わず、雑魚キャラとしてすぐやられちゃう、みたいな。

 

だから単純にすごいなと思ってしまった。

 

ちょっと冷静になって考えてみよう。

 

性格:わがまま、自己中

どのぐらい自己中かというと、人んちに12時間以上居座って、永遠と俺SUGEEE話を語る程度。

 

知識・スキル:ない

自称「クリエイター」を名乗っているが、ものづくり全般において全く知識が伴っていない。

 

行動力:異常にある

わがままなので、対人スキルは無さそうだが、自分の思い通りに行くまで行動しそうなタイプだ。

 

うん、なんか大体わかってきたぞ。

 

入社の時点で、ある程度決まっている説

ここで、別の要素を少し考えてましょう。

 

よく言われる『入社の時点で、もう既にある程度行く末が決まっている説』。

それは本当にあるらしいですね。

入社の時点で、どこに飛んで、どのぐらいのタイミングで出世して…みたいなディスティニーレコードがあるとか無いとか。

考えただけでぞっとしますね。

 

しかし、本人も「この異動は異例らしい」と言っていたので、さすがに今回の事までは決まってなかったかもしれないが、

ある程度、Aランク的なものは付いていたんじゃなかろうか。

 

これから求められる人材

やっぱり、

技術やスキルがなくても、「あれがやりたい、これがやりたい」と、自分の言いたいことを自己中なまでに主張できる人

が認められ、出世していけるのかな、というのが現時点での結論です。

 

なかなかそうなりたくても難しいですよね。

少し彼を見習って、(わがままなくらい?)主張できるようにがんばってみようかなー。

 

 

では、また!!!