一筋の光であったちびっ子先生も、実態はただのブラック要因でしかなかった。
「うちのラボらしいや!」と、スネ夫も院生になったら言い兼ねないフレーズで、
僕とハッカーの二人だけの特命係、窓際の『動画像チーム』は今日も不毛な研究を繰り広げるのであった。
そんな、大学院1年生の夏前のある日・・・。
窓際チームへ2人天下り
ちびっ子先生率いる、手厚い指導でお馴染み、花形『加工チーム』から、
後輩2人が、『動画像チーム』へ天下ってきた。
もう、2人だけの特命係じゃないのね!わお!
とも、言ってられなかった。
理由は簡単だった。
ちびっこ先生「使えないからっすよ。プ〜クスクスクス」
おい、こら!そんなもん寄こすな!
てか、かわいそうだろ!
社会人の今、こういう状況を目の当たりにすると、まじで社会の縮図だったなぁ、と思うところはある。
新メンバー紹介
では、ここで新メンバーの後輩2人を紹介しよう!
1コ下の後輩①:ゴール君
無駄にイケメン。意識高い系。
あだ名の由来は、いかにも残念。
僕とハッカーで教えていると、「先輩〜、結局これってゴールは何すか?」とすぐ聞いちゃうから。
ダメ!すぐゴールを求めちゃダメ!
だって、ゴールなんて無いんだからね!
1コ下の後輩②:もみあげ
見た目が完全に30過ぎのおっさん。あと、もみあげがジャングル。
この子は少し異例であり、なんと学部の途中で専攻(クラス)を特別に変えてもらったらしい。
そんなにここの専攻でやりたいことがあったのか!と関心して理由を聞くと、
「いや、こっちの方が楽そうだったんで、キラッ!」と言い切るクズっぷり。
まぁ・・・。いいけど。
そして、ほとんどが大学院に進学する中、この子は学部卒で就職希望とのこと。
ちびっこ先生が嫌いなのは、『純血』じゃない生徒と、学部卒で就職する生徒なのだ。
こっちに寄こされたのも、なんか納得した。
そんなわけで、泥船で窓際の『動画像チーム』は新装開店です!
はぁ〜ブラック。
では、また!!!
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