あなたは、どれほどのドジっ子までなら笑って許せますか?
僕がギリギリ許せたのは、以下のレベルぐらいかな。
友達3人とスノボに行った時、
リフトを登り、友達Aに滑りを教えるために、友達Bにボードを預けたら、
友達B「ごっめ〜ん、お前のボード下に流しちゃった♪テヘペロ」
僕「・・・・・・・・・・・そっか」
いやー、寛大ですね。
まぁ、ただ絶句のあまり「そっか」しか言えなかったんですけどね。
その後、ひとりで半泣きでブチ切れながら必死でボード捜索したっけな。
全然許せてねぇ!
脱線しましたが、このブラック研究室には、超ドジっ子がいたんですね。
いやはや、盲点でした。
誰かというと、おなじみ、教授なのです。
ドジっ子レベル1 「名前を覚えない」
この教授、何年関わっても名前を覚えない。
『君さぁ』『ねぇねぇ』で、いつも生徒を呼ぶため、
僕は一時期まで「あれ、もしかして名前呼ぶの恥ずかしい的な? 異性意識し始めちゃった男子的な?」と思ったりもした。(そんなわけあるか)
そして、たまに名指しで雑用お願いメールを送ってくる時があるのですが、こんな調子なのだ。
(名前は全部仮名です)
『田原くん さっきの例の件、お願いしますネ』
僕「ん?田原くんなんてこの研究室に居ないけど・・・」
・・・しばし皆沈黙。
ハッカー「あ、なるほど! 田中と原田の名前混ざったのか!ウワッハッハッハ!!」
僕「笑えるな!田中と原田ちゃかしに行ってくるわ」
しかし・・・
田中・原田「例の件って多分、加藤がお願いされてたやつですよ」
僕「は??」
もう、わけがわからない。
ドジっ子レベル2 「予定をとにかく忘れる」
ゼミ中・・・
教授「ユア、プレゼンテーションスキル、イズ、ベリー、ロー!」
留学生「Oh...」
コンコンッ、とノック音がゼミ室に響く。
教授「誰だ、まったく、ゼミ中に失礼すぎるだろ!!」
ドアの外をのぞきに行くと、
教授「お〜〜〜!!!そうか〜〜!!!しまった〜〜、あいたたた〜」
ちびっこ「どうしたんすか。プ〜クスクスクス」
教授「学部3年生が全員来ちゃってる!!この時間、研究室説明の時間だった!!」
ちびっこ「まじっすか・・・。プ〜クスクスクス」
すさまじい忘れっぷりに、皆驚愕。
教授「で、このあとすぐ出ないといけないから、べっくす!あとよろしく!ニッ」
僕「は??」
このあと、くそみたいな概要パワポだけ託され、即興で説明させられました。
ドジっ子レベルMAX 「研究の締め切りを忘れる」
以前お話した、ファービープロジェクトを覚えているだろうか。
ほんとのこのファービーとは無関係なのですが。
教授の「○年後には、すべてに受け答えできるファービーを実現します!」的な無謀なプランを提示して、無理やり国の研究機関から予算を得ているため、
1コ上の音声チームの先輩が、超絶デスマブラックを食らっているという話があったかと思うんですが、
実は、ちょっと続きがありまして・・・。
なんと、我が窓際チームのテーマである、「動画圧縮」に対しても、
無謀なプラン提示により、国の研究機関から多額の予算を得ていたのです!
しかし、納期・実現予定時期は、『3年後』に設定されていたので、
就活を終え、卒業まで残り1年しかない僕にとっては、「そんなもん知らんがな」状態なわけで、のうのうと残り僅かな放置ブラックを味わっていたのだ。
だったのですが・・・
だったのですが・・・
ここでまさか、ドジっ子がMAXレベルで発動することになるとは・・・
教授「やっべ!!やっべ!!忘れてた!!来春に中間審査があるんだった!!」
中間審査では、動画圧縮のチップのプロトタイプが完成していないといけないらしい。
審査が通らなければ、そこで予算ストップ。
つまり、研究室は崩壊。
ちびっこ先生「まじ知らないっす知らないっす知らないっスクスクスクスdfっvdmふぇえwふじこ」
来春とは、僕が卒業する時期。
それまで絶対に巻き込まれることは、わかりますよね・・・?
果たして、これからどうなる?!
では、また!!!
>>Next Phase