ーーーーーブラック研究室。
皆さんはこいつらの存在をご存知ですか?
もしかしたら、どこかのネットニュースの記事などを読んだことがある方がいらっしゃるかもしれませんね。
大学の後半で配属になる、グループやスペースにあたる『研究室』の話です。
文系の方は、よく『ゼミ』って呼ぶんでしょうか。
自分の席が与えられて、あるテーマに沿って卒業論文の完成を目指して研究していく所なのは皆さん知っての通り。
しかし、なにやらググってみると、「先輩がレッドブルの空き缶の山に埋もれてたYO!」とか
「見学しに行ったら、目の下クマだらけの先輩がロボットみたいな口調で説明してくれたYO!」のような話が、まぁ出てくる出てくる。
なんだかワクワクしてきましたね!!(白目)
そして、会社員となってまだまだぺーぺーのペーのぼくですが、
なんと…4〜5年前までは、ブラック研究室の住人でした。
大学と聞くと、人生一度は誰もが憧れる、
『夢のキャンパスライフ』なんてイメージが ぱっと頭をよぎるんだなこれが。
サークル、バイト、趣味は謳歌し放題だし、何より自由だこと。
夏休みは2ヶ月もあるし、さすが先人。『人生の夏休み』とは上手いこと言ったよね。
まさに大学最高!なわけですよ。
そんなこんなで優雅にガヤガヤ、そして怒涛にカレンダーはめくられていき、 いずれは年貢の納め時が来るもの。
だよね。夏休みっていっつもすぐ終わるんだよね。
誰しもが卒業論文に向けて、居室に缶詰になったり。
院に進めばテーマが与えられ、研究が本格的に始まったり。
今までのフリーダムライフから一変し、『型』にハマるという、うれし苦しいシチュエーション。
そうなると、ふと、こんなことを皆口に出すわけだ。
「あ〜、辛い。マジブラックだわ〜。」
「え?来月までこんな生活が続くの?」
「やっべぇ!!もう3日ろくに寝てねぇのよ俺。うーわ、酔い回るわ〜」
何かを産む苦しみは、誰だって経験するもの。一度は通る道なのだろう。
でも、最後のヤツは殴りたい。切実に。
まわりがどのぐらい苦しい所かなんて知る由もないから、なんとも言えないけれど
「ここはブラックだ!」と 思えば、多分そうなのかもしれない。
答えはきっと闇の中。
置かれる立場は十人十色。ブラック研究室は十室一色(漆黒)。
そんなわけで、これからぼくの経験したブラック研究室たるものをゆっくりと紹介していこうと思います。
自分の所はまだマシなのかな〜、なんて最高に頼りない糧にでもしてもらえたらなら、 嬉しいですね〜。
はたまた、これから配属を控える学生諸君が、 黒いアロマを回避する嗅覚をなんとなく身に付け、 「昔読んだあの話、あんなもんありえないっしょ!」と勝ち組人生を歩んで もらえることを祈ります!!
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