まえおき
大学4年生のころ、ブラック研究室で超絶な放置を喰らっていたのですが、
「じゃあ学校も行かず何してたの?」って疑問があると思うんですね。
実は、アパート一室を仲間5人で借りて、アプリやWebの製作をしてました!
まさに、シュタインズ・ゲートの『未来ガジェット研究所』のような感じですね〜。
全然儲からなかったけど、毎日楽しかったです。
あれがあったから腐らずやっていけたのかな、なんて思います。
社会人となって今や趣味となってる、アプリ/WEB製作の備忘録も書きます!
今回は、一気にすっ飛ばして…なんと、VRアプリ製作やっちゃいます!
360度カメラ THETA V
これが「THETA V」だ!
「VRアプリを作るとしたら、あのー、なんて言えば良いんだろう、
ほら、首動かしても辺り一面見える、そういう画像?必要だよね?」
というところからのスタートです!
360度画像・動画が撮影できるこいつを、
運良く借りることができたので、まずは何ができるのか少し紹介しちゃいます。
THETA Vでできること
パッと触ってみてわかったのは、こんな感じでしょうか?!
①【PCとUSB接続】Webカメラ的に使い、YouTube等へストリーミング配信
②【スマホとWi-fi接続】スマホで遠隔操作/スマホへ撮影ファイル転送
①【PCとUSB接続】Webカメラ的に使い、YouTube等へストリーミング配信
公式ページにデカデカと、「4Kライブストリーミングをしよう」
との謳い文句が…!
ホントか?! だとしたらすごいぞ!!
紐解いていくと、上図のイメージらしい。
ただ単に、THETAとMacを繋いで『FaceTime』等で映像を見ようとしても見れない?!
しかし、『OBS』というソフト上だと、THETAの捉えた360度動画がちゃんとPCに表示され、まさにWebカメラチックな挙動をしてくれます。
そして、『OBS』の役割は、何と言っても配信ですね。
僕は今まで知らなかったんですが、ニコ生やYouTube等、生中継に使われる有名なソフトとのこと。
どこかのブログで「その業界で知らない人はいない」と紹介されていたが、どういう業界なんだろうか…?
配信設定の画面を見る限り、YouTube、ニコ動、Twitch、Dailymotion…等の外部ストリーミングサービス経由で配信ができるよう、映像伝送ができるようだ。
このあたりは、また今度深掘りしていこうと思います!
②【スマホとWi-fi接続】スマホで遠隔操作/スマホへ撮影ファイル転送
THETAの右真ん中のハードボタンを押すと、Wi-fiモードが立ち上がる。
これは何かというと、THETA自体がHTTPサーバ、かつ Wi-fiのアクセスポイントのホストとなるモードらしい。ほぅ…。
スマホに『THETA S』という専用アプリをインストールし、
Wi-fi設定により、小さなアクセスポイントTHETAちゃんへ接続!
それにより、専用アプリ側で撮影のプレビュー映像が映る、シャッターが切れる、スマホ内へ撮った動画像を転送できる、といった具合だった。
モヤモヤする、と思いきや…
僕は、なんだかやるせない気持ちになってしまった…。
開発スピリットが爆発している方はこういうんじゃないでしょうか?
5万円近くするマニア御用達のガジェットが、
こんだけの事しかできないなんて、おかしいじゃないか?!
と思いきや、いろんな角度からちゃんと調べてみると…。
専用アプリからしか制御できない?! ホント?!
「撮影」→「自分のサーバとかに転送」を全自動でやりたいのに、専用アプリでしか制御できないなら無理じゃん!って最初思いました。
実は、これはウソです。
THETA用のSDK(Android/iOS)が配布されているので、オリジナルアプリとしてある程度柔軟な処理をかませられるかと。
また、THETA自体がHTTPサーバになる、というだけあって、
「Web APIをたたけばコントロールできる」ようになっているようです。(OSCという規格)
API & SDK | RICOH THETA Developers
こちらも参考にさせていただいています。
外部ネットワークにつないで、外から遠隔操作や撮ったものが見れない?!ホント?!
これ、最初まいったな〜と思いました。相当重要な点ですよね。
実は、これも、ウソです。
無事、この問題を打ち砕いちゃいました。
家の中にあるTHETAに対して、外出先から遠隔操作したり、撮ったものを確認したりできるようにできました!
その方法については、次回書きます!!