ブラック研究室へようこそ!

大企業を退職して個人事業主になった日常、ブラック研究室のエピソード、Web/アプリ開発の備忘録など。

【IT備忘録】オールスター感謝祭風クイズ ベータ版の公開開始!

 

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前回、結婚式の二次会や忘年会に最適な、オールスター感謝祭風クイズシステムを作ってみたので紹介したところ、

お陰様で反響があったため、β版としてテスト公開することにしました!

 

こんなイメージのやつです。

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β版の公開先

以下のページより、ユーザー登録をお願いします。

スマホDEクイズ ユーザー登録ページ

 

※あくまでβ版ですので、自己責任のもと、実施をお願いいたします。

 

必要事項を入力し、「登録」ボタンを押すと、

登録したメールアドレスに本登録確認メールが送信されます。

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以下、メール本文。

リンクをクリックして本登録を完了させちゃってください。

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完了させると、『主催者ページ』へログインができるようになります。

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ログインして、「クイズイベント新規作成」から、早速、イベントを立ち上げます。

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準備完了!

こんな感じのメニューになっています。

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  • 「カスタマイズ」

   →問題・チーム名・ランキング表示形式などの設定を変更できます。

  • 「投影画面」

   →PC or スマホ向けの、スクリーンに投影するページです。

  • 「参加ページ」

   →参加者にアクセスしてもらうページです。(スマホ向け)

  • 「参加者用QRコード」

   →参加ページのQRコードです。これを会場で投影し、参加者へアクセスを促せます。

  • 「状況モニター」

   →現在の参加者数などをリアルタイムで確認できます。

 

 

「カスタマイズ」ページ

こんな感じで問題などを設定変更できます。

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注意事項(状態のリセット方法)

参加者の情報や、回答情報をリセットする場合は、

「状況モニター」→「デバッグツール」→「RESET」ボタンを全部押す、

とできます。

※イベント本番を実施する前は、必ず行っておきたいですね。

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何か不明な点がありましたら、コメント欄に記入をお願いします!

 

 

では、また!!!

Phase24 飲み会改革プロジェクトはブラック?(後編)

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前回、研究室の飲み会は盛り上がりに欠けるということで、

1コ上の先輩、島さんと禁断の飲み会改革プロジェクトを策略したのだった。

 

そのプロジェクトとは、ウィッグで女装し、教授に甘える、というちょっとした余興だ。

ショボいプロジェクトに聞こえるが、人間関係がまるで薄いこのラボにとって、今までそんなことをした人間は絶対にいないだろう・・・。

これはまさに『賭け』といえる、しょうもないプロジェクトなのだ!

 

準備万端だ!

Amazonからウィッグが2セット届いた。

 

僕は、清楚な黒髪ストレートのウィッグ。

 

島さん用には、ブラウンのゆるふわロングだ。

 

島さん「ひっひっひ!そういう女装してるやつ絶対いるわ!」

僕「島さんこそ!様になってますよ!いっひっひっひ」

 

言い出しっぺの島さんは最初「ほんとにやるの?まじ?」と躊躇していたが、試着していつの間にかノリノリになっていた。

というか、野郎同士ウィッグ被って笑い合っている光景ってなんなんだろうか・・・。

まぁでもやぶさかではなかった。

 

準備は万端だ!また留学生が入ってきたので、明日はその歓迎会。

この女装2人組で教授に甘え、忘れられない一撃をお見舞いして、葬式みたいな飲み会の雰囲気をぶっ壊してやる。

斜め上の作戦であるが、これが俺たちのやり方だ!ダークヒーローにでもなってやろうじゃないか。決意は、固まった。

 

いよいよ歓迎会の始まりだ

場所は、広めの居酒屋。2〜30人が収容でき、掘りごたつの席と毎回相場は決まっていた。

僕「お集まりいただきありがとうございます。今回、留学生3人の歓迎会ということで、親睦を深めていただければと思います!では、教授から乾杯のご挨拶をいただきます。」

 

いつも通り、司会を淡々とこなし、歓談タイム。

僕「(まだ早いっすよね?)」

島さん「(・・・まだだ。タイミングを図ろう)」

島さんとアイコンタクトを交わしつつ、出どころを伺う。

 

やばい、怖くなってきた。

こんなの慣れっこだろ?  いやでも、このラボでこんなことするやつ居なかったろう!

怒られたらどうする?  まぁその時はその時だ・・・。

体張って何になる? いや、わからない。でも、その先を見てみたい気もする・・・。

いろんな考えが頭を巡ってくる。

本番を前に、手が震えてきた。

 

3〜40分ぐらい経った頃、

大方近くの留学生へのイジりもネタが尽き、

教授の豪快なマシンガントークも収まり、

場が早くもマンネリ化しだした。

 

 島さん「(や、やるぞ!)」

僕「(ひぃ〜。いきますか!)」

いよいよ出番だ。

 

忘れられない一撃の行方は・・・?

島さん「教授、もしここに可愛い女の子がいたらどうします〜?」

僕「おごっちゃったりするんですか〜?」

前フリは完璧だ!

 

教授「そりゃそうだろ!おごるおごる!」

 

島さん・僕「・・・じゃあ」

二人で一斉に、ウィッグを被る。

 

 

 

島さん・僕「教授〜〜!おごって〜〜!!!!」

いった〜〜〜〜!!!

 

 

教授「・・・・・・・」

ちびっこ先生「・・・・・・!!!」

学生たち「・・・・・・・」

 

時が、止まった。

 

 

 

 

 

 

教授「ワッハッハッハッハッハッハ!!!!!」

教授、大爆笑。

学生たちもそれにつられて大爆笑。

 

ちびっこ先生「・・・プッ〜〜〜〜〜〜〜!!」

教授「まったく、これだから教師ってのはやめられないよな!!いやぁ、最高だ!」

 

島さん・僕「あ、あ、ありがとう・・・ございます・・・」

時が止まった時、まじで死ぬかと思った。

ものすごいお褒めの言葉をいただけるとは思わなかった。

 

その後も、スベり知らずだった。

僕(女装中)「あ、では、今回のNEWカマーたちから、一言ご挨拶をいただきます。」

島さん「お前がカマだろ!!」

一同「ワッハッハッハッハ!」

 

忘れられない一撃は、大成功だったようだ。

 

で、唯一腑に落ちなかったのは、

後輩にも「ウィッグかぶれかぶれ」と煽ったのだが、断固拒否されてしまった。

こんな温まった状態でやらぬとは、ふざけるな!と拗そうにってしまったが、

きっとこんな風にして、世の中パワハラが生まれるのかなぁなんて思った一夜でした。

 

そして、後にも先にも、体を張った者は現れなかった。

プラック研究室の闇はやはり深いのかもしれない。

 

 

では、また!!!

 

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Phase25 教授のドジっ子っぷりは壮絶ブラック

 

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【ブラック研究室】エピソード - ブラック研究室へようこそ!

Phase23 飲み会改革プロジェクトはブラック?(前編)

 

ライ先生が一瞬で首切られたり、水面下で雰囲気最悪なファービープロジェクトが進行していたりと、修士1年時代も、怒涛のブラックさを発揮しているこのラボ。

 

年中いろんな出来事がありますね。

中でも、人が増えたり、減ったり(白目)すると、やらなくちゃいけないのが歓送迎会(いわゆるただの飲み会)ですね。

今回は、それにまつわるエピソード。

笑えないミスター幹事

修士1年生は、研究室生活の中で、一番雑務を抱えていた学年だったな、と振り返ってみて思う。

① 後輩の勧誘・アピール

② PCのアカウント/ソフトのライセンスの管理

③ 学会の運営業務

④ よくわからん教授の交通費申請(事務員がいないから)

⑤ コピー用紙、トナーの補充(事務員がいないから)

⑥ 研究室のホームページ更新(事務員がいないから)

 

事務員さん、早く来て!!

研究の指導されないのに、総務みたいなことはいっぱいやっちゃってるよ!!

 

で、最後に、

⑦ 飲み会/イベントの幹事

とくるわけです。

 

それも、かなりドイヒーなのが・・・

僕「ライ先生の歓迎会を開かないとね。前回僕が幹事だったから、次は〜」

 

ヤンキー「・・・おれ、バイト忙しいから。」

そればっかだな!

 

ハッカー「・・・ウワハハ」

なんだよ、ウワハハって!

 

秘書「・・・・・」

なんか言えよ!

 

ってな毎回の感じで、1年間全部の歓送迎会・BBQパーリーなどの幹事を、僕がやらされるハメになった・・・。

ひどすぎる・・・。

確かに、このラボに関わりたくないのはわかるけどさ。

 

 

このラボの飲み会は盛り上がりに欠ける

放置されている学生は、縦(先生)の絆も、横(同期・先輩後輩)の絆も生まれてなんかいない。

 

激務を強いられている学生は、目が死んでいるし、なにせ他との関わりを持つことはない。

 

そうなってくると、開いた研究室の飲み会で、盛り上がるイメージなんて誰が湧くものか。実際、盛り上がらないのだ。

 

教授はお構いなしに、「お〜い!誰か✕✕✕(大手企業)行きたいやついないの?!行かせてやんよ!ニッ」

とか大声で騒いでるけどね。

だから、だれもその会社に行けた先輩いないじゃないですか・・・。

 

強いて学生同士、盛り上がる時といえば、飲み会に来てくれたフレンドリーな留学生に、変な日本語を教えて「あの人に、それ言ってみ!言ってみ!」と煽ったりする、汚い笑いぐらいだろうか。

最低だな!

 

そんな雰囲気を変えられないだろうか・・・と、僕は常々思っていた。

 

頼ったのは、やっぱり汚い笑いでした。

いつの間にか、たまにゲス話をして笑い合える1コ上の先輩ができた。

 

仲の良い1コ上の先輩:島さん

体格はひょろ長く、アスパラガスみたいな見た目。

花形の『音声チーム』に所属。

しかし、泥舟のファービープロジェクトをうまいこと避けまくってきて、自ら被・放置ポジションを手に入れいれてきた、要領の良さではNo.1エースな人。

 

島さん「え、次またお前が幹事かよ!」

僕「そうなんす。でも、毎回お葬式みたいな空気やめてほしいですよね〜」

島さん「何か出し物でもやれば良いんじゃね?」

僕「教授に腹踊りやってもらうとかどうすか?」

島さん「それだ!・・・じゃねぇよ!ハハハ」

 

こんな調子で話していると、

島さんがなんとなくカタカタとAmazonで余興のアイテムを探し始めた。

 

島さん「こんなんどうよ!笑」

 

 

PCに映し出されていたのは、女装用のウィッグだった。

 

島さん「これで女装して、教授に甘えようぜ!」

僕「・・・・」

 

 

一瞬、電撃が走った。

 

 

 

僕「これだ!!!2セットポチりますね!」

島さん「・・・え?マジでやるの? え?」

 

こうして、女装用のウィッグを2セット購入し、

島さんと「飲み会で教授に甘える大作戦」を決行し、笑いをかっさらう計画を練ったのだった・・・。

 

 

不安のアロマしか漂っていないが、

次回、果たしてどうなる?!

 

では、また!!!

 

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Phase24 飲み会改革プロジェクトはブラック?(後編)

 

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【ブラック研究室】エピソード - ブラック研究室へようこそ!

【就活指南②】2つの武器だけで理系はどこでも内定ゲットだ!

 

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こんにちは、べっくすです。

前回は、「弊社の志望動機は?」という問いに対して、

その業界に合わせて1からエピソードを作るのではなく、

自分の喋りやすい根幹のエピソードを元に、その業界とのはしごにあたる話を作る名人になってしまえば余裕だ!という話をお送りしました。

 

早い話、

私はこの業界の特化型人間です! という風に擦り寄るのではなく、

おれはこういう事してきた人間だから、そっちもいけるクチだと思いますけど?

という主張をスムーズにすれば良いってことっすね。

 

前者だと、「へぇ?この業界そんな甘くないけど?」と向こうのワールドでアウェイで戦わなければいけないけれど、

後者だと、「それは特にどんな苦労があったの?へぇ・・・やってんなぁってのはすごい伝わってくるな」と、自分しか答えを持ってない、自分のワールドで戦うことができるはずだ!

 

今回は、少し理系の就職に特化したお話。

 

理系の面接の質問なんて、たかが知れてる

僕の経験上、以下の3つぐらいしか無い!

  • ①志望動機は?
  • ②研究なにやってるか教えて?
  • ③今まで苦労したこと/頑張ったことは?

呆れるぐらいほんと、だいたいこれぐらいしか無いはず。

 

1つ目の武器は、もちろん『はしご話』

 

①志望動機は? に対して、

<根幹エピソード>「僕はXXXをやってきました。」

<はじご話(盛りまくり)>「その中で、△△△が気になってやっていたら、○○○に興味が生まれた・成果が出た」

<締め>「だから、○○○なら僕は誰にも負けず、やっていけると思ったからです。」

 

③今まで苦労したこと/頑張ったことは? に対しても、

はしご話の中で出した、あること無いことのキーワードを使って

「△△△は全く初めてだったんで、どうしていいかわかんなかったんですよ!でも、〜〜と思って、〜〜すれば解決しました。あ、ここの問題解決力も自慢ですね。」とかですかね。

それか、ほんとの根幹エピソードの話から、まじで頑張ったことを言えば良いんですよね。

 

※最後に、必ず響きそうなアピールに繋がるオチを言うこと。

ただ、「これは辛かったですね〜」で終わっちゃうと、「雑談じゃねぇんですけど?」と思われちゃうので要注意。

 

これで、もう質問の2/3片付きます。

 

『はしご話』の準備法

あれこれ会社受けて、準備に時間がないのであれば、

面接の前日にでも、「あしたはこの業種の会社か〜」といいつつ、採用ページとかから『はしご話』につながりそうなキーワードをチェックして、

B5ノート1〜2枚だけに、『はしご話』の方向性を整理して準備完了で良いでしょう!

 

2つ目の武器は、『スマートな研究説明』

残る質問は、②研究なにやってるか教えて? だけですね。

これは、ないがしろにしがちですけど、高得点を狙うべき重要な質問ですよ!

 

で、忘れちゃいけないのは、面接官は、この人が本当になにを研究してたかなんて全然興味ない。

※メーカーとかの研究職は、もちろん内容重視ですけど・・・。

やっぱり、「理路整然と、わかりやすく内容を完結に話せるかどうか」が一番!

てか、それしか見てないまである!

 

だからこそ、

  • 1〜2分で簡潔に言う!
  • 聞いてて面白そうなキーワードをメインで並べる!
  • 細かい部分・つまらない部分は、端折る!

※全てをその枠で語る必要は無いんです。

アピールにつながるからここ言いたい!けど、長くなる!と思えば、

「・・・まぁ、ここは途中、紆余曲折があったんですけど、なんとか完了し・・・」とか、

秘技『伏線』でわざと質問させる or ③の苦労したエピソードで自分から語ればOK

 

あと、またこれも話を盛ったところで、あんまりバレようがないですね。

この武器が大事だと実感した話

一回、某大手プロバイダの4人の集団面接で、その回が終わったあと、就活生同士仲良くなって、ファミレスでだべって、別れ際LINEグループで結果報告し合いましょう・・・って流れになったんですけど、

面接中、尺がないのに永遠と自分の研究を語りまくってた2人は、やっぱりお祈り食らってましたね。

 

ここは、どうしゃべるか練って臨みたいところです。

どうアピールにつなげるか?

あと、どうこの研究説明をアピールにつなげるかですけど、

体育会系寄りな会社であれば、自主的に人を巻き込んでみた、とか。

技術ゴリゴリな会社であれば、知的好奇心の高さとか、いろいろアピール作戦はあるでしょう。

 

僕の受けた通信系の会社は、どちらも体育会系寄りだったので、

ブラック研究室でやりたくもない動画圧縮ってテーマにさせられた、って話をプラスに持って行って、

  • 「このテーマでやってみないかと募集がかかった時に、自分から『やります!』と手を上げてテーマを変えました」(ウソだけど・・・)

   →自主性、知的好奇心アピール

  • 「動画を圧縮すると、劣化して汚くなります。人が見て『綺麗』・『汚い』という指標を大事にしたかったので、人を集めてみんなで評価してもらいました」(ウソだけど・・・)

   →巻き込み力アピール

 

こんな感じでしょうか。

 

では、また!!!

 

 

Phase22 泥沼のデスマーチプロジェクトは超ブラック

 

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前回、「今でしょ?」的な熱意は溢れている中国人のライ先生が、特任助教授としてこの研究室にやってきた。

しかし、熱意とは裏腹に、何を言ってるのか理解不能のため、ライ先生主催の集中講義は、生徒のボイコットにより成立できなくなってしまった。

かわいそうな話だ。(お前もボイコットしただろ)

 

なんというか、そういうのが許されるのも、またこのラボのブラックなところと言えるかもしれない。

 

ライ先生がどうなってしまうのかの前に、

まずは、さらなるこのラボのブラックアピールと参ろう!(白目)

 

この研究室の闇はさらに深くにある

さて、これまで「放置系」・「人間関係が殺伐」というキーワードでこのブラック研究室の実態を紹介してきましたが、この他にまだありまして・・・。

 

実は、一部の先輩は「超激務」を強いられているのだ。

 

その先輩達がいる部屋は、まさに不夜城と化している。

放置された人と、激務を強いられた人との差が、ものすごいったらない。

 

この研究室は、僕らの見捨てられた窓際『動画像チーム』と、ちびっこ先生率いる花形『動画加工チーム』以外、他あと全員は『音声チーム』となる。

(同期だと、ヤンキー・秘書にあたる)

 

この『音声チーム』のうち、1コ上の先輩が身を削らされてまでやっているのは、音声の組み込みチップを作る事。

据え置きのおしゃべりができるロボットに組み込むためのチップだ。

 

なかなかイメージしにくいと思うので、昔懐かしいファービーを作ってると思ってもらえるとありがたいっす。(笑)

 

ファービー 日本語版 ミントドロップ

ファービー 日本語版 ミントドロップ

 

 

※なお、ヤンキー・秘書は、同じチームでも、他のテーマを与えられているようで、

このプロジェクトに関わらないでいる。

まさに、ラッキーボーイ、ラッキーガールだ・・・。

 

泥舟プロジェクトの戦犯は、教授

このプロジェクトがなんでデスマーチになっているかというと、戦犯は教授だ。

教授は、国の研究機関から多額の予算を引っ張ってきて、ファービーを作っている。

 

しかし、教授は豪快かつお調子者なので、

教授「◯年後にはなんでも答えられるファービーを実現します!ニッ」

てな感じの、無理な期間と過大表現を駆使して、予算を取ってきてしまうので、

教授「やばい、審査までに間に合わない!急げ!あと、よろしく。ニッ」

という調子。

 

当然、割を食うのは、その下の先生と学生達。

そりゃー、おかっぱ先生やめるわな!

 

今回も、1コ上の音声チームの先輩達は、迫りくる期限と戦い、チップを実装していた。目が死んでいる。

これは、研究じゃない、メーカーの仕事だ!無銭労働だ!反対!

 

泥舟プロジェクトに、ライ先生参戦!

なんと、その泥舟のファービープロジェクトに、助っ人としてライ先生が参戦することに・・・。

(多分、それがメインの目的でラボにやってきたのだろう)

 

ライ先生「アハ。・・・つまり、こうすりゃイインダヨ!!わかる?!わかるヨネ?!!」

毎日怒号が飛び交い、研究室の雰囲気はより一層、ひどい有様に。

 

また、ある名古屋の会社と共同研究して、ファービーを作っているのだけれど、

そことの窓口もライ先生がやるようになったらしいのだけれど・・・。

 

ライ先生の処遇もブラック

共同研究企業&先輩「ライ先生は、リコールでお願いします」

かえって現場が混乱してしまったらしく、程なくして、

ライ先生は、ファービープロジェクトから外された・・・。

 

ふと窓から1Fを見ると、やることが無くなったのか、

ライ先生は自分の自転車をいじっていた。

 

「いい天気〜。絶好のサイクリング日和だね♪」と言って、二人乗りするというバイト戦士みたいな展開はもちろん無かったけど。

 

そして・・・

ライ先生の翌年度の契約は、更新されなかった・・・。

1年でこの研究室を去っていったのだった。

 

 

いや〜、超絶ブラックですね。

こういう話は、ブラック企業でもよくあるんでしょうか。

 

では、また次回!!!

 

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Phase21 新しい助教授ライ先生はホワイト?

 

前回、楽しいリゾート地で開催された国際学会の、やっと学生らしいまともでホワイトな話をしたんですが、

そのちょっと前、新しい先生がうちの研究室にやってきたのです。

 

新しい特任助教授、ライ先生

ライ先生「アハ。はじめまして。ライです。」

決して、夢の国のキャラではない。声は高いけど。

ライ先生は、中国人なのですが、この研究室の博士課程出身者。

卒業後、民間企業を転々として、特任助教授としてこのラボに舞い戻ってきたという変わり者。日本語はベラっベラだ。

 

特任助教授の「特任」の冠は、契約社員的な位置付けってことでいいのかな。

更新ありの1年契約?みたいな制度だと思う。

 

安直すぎる僕のあだ名

この研究室は、遊び心が少ない。

他の研究室だと、コタツとTVとかがあったりするんですよ(笑)

そう感じて、今後の勧誘に向けた人気取りのために、僕は『ゲームブース』を作った!

 

金だけはあり余っているようで、ラボの物置部屋に大型ディスプレイとホームシアターセットが埃をかぶって転がっていた。立体音響でゲームを楽しめるブースの誕生だ。

 

そのせいで、僕はライ先生から「おい、ゲーム!」と呼ばれるようになった。

あだ名『ゲーム』って安直すぎだろ!

 

正直、僕はブースは作ったが、ゲームはほとんどしていないんだけど…。

こんな殺伐とした所でゲームなんかするより、家でやったほうが段違いで楽しいでしょ。

ハッカーはずっとグラセフをやりまくってたけどね。

ハッカー「見て見て!!ホバークラフトが空飛んだ!!あ、人轢いちゃった!ウワッハッハッハッハ!!」

うるせぇよ。てか、チートでゲーム改造するのやめなさい。

 

そしてある時、

ライ先生「おい、ゲーム!君にこれをあげましょ!」

僕「え?あぁ・・。ありがとうございます?」

 

どうせゲーム好きなんでしょ的なノリで、なぜかPSPをくれた。

ライ先生「あのね、この中に50タイトルくらい入ってるから。良かったネェ。中国ってね、そういうのいっぱいあるヨ!」

ん?

これはもしや…。頭の中でタイの怪しい電気街の記憶が蘇る。

露店の人「オニイサン、Windows安いヨ!Windows!」

的なあれか??

 

ダメ、ゼッタイダメ!!

中国はやっぱり無法地帯のようだ。

SONYは、50タイトルも入ったソフトは普通売らないヨ。

 

脱落者続出!ライ先生の集中講義

ライ先生「アハ。ボクが学生の面倒みますヨ!」

頼もしい。そんな積極的に指導してくれようとする先生は、このラボで見たことがないから、ホント頼もしい。

 

ライ先生「アハ。明日から集中講義やりますヨ!」

2週間連続で、ライ先生の集中講義が始まった。

僕、ハッカー、ヤンキー。それに1コ下の後輩達が集められた。

 

しかし…。

ライ先生「アハ。・・・つまり、こういうことヨ。わかった?わかった?」

 

なるほど!

全くわからん。

 

我が強い感じの授業。それと比例せず、わかりにくい・・・。

正直何いってんだか本当にわからなかった。

 

次の日から一人、また一人と生徒は脱落していった。

僕も、

脱落した。

 

ヤンキー「別に行かなくていいっしょ!」

ハッカー「そうだね。ウハワワ」

というノリが伝染していき、最後、生徒は1コ下の後輩1〜2人だけになっていたらしい。

 

熱意はあるが、空回りしているライ先生。

次回、果たしてどうなる、ライ先生!

 

では、また!!!

 

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Phase22 泥沼のデスマーチプロジェクトは超ブラック

 

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【就活指南①】『はしご話』を作ればどこでも内定ゲットだ!


こんにちは。
わたくしべっくすは、現在、某携帯キャリアに勤めて4年目になります。

 

最近、街中でよく就活生を目にしますよね〜。大変そうです。
そこで、ふとノウハウを書いてみようかななんて思いました。

 

当時、ブラック研究室に身を置きながら、新卒の就活は正直勝ちまくっていた記憶があります。
特に、理系の就活に関しては、「これ、就活本出せるんじゃね?」とあの頃謎に調子に乗っていましたが、いかに…。

 

戦歴

経団連の兼ね合いで、当時は、「12月に活動開始、原則4月〜内定が出始める」といったスケジュールでした。

僕は、12月にスタートして、4月上旬に第一志望の内定をもらったので活動終了という感じで、まさに上記のスケジュール通りにうまく乗っかりました。

  • 内定:4社(携帯キャリア3社、大手プロバイダ1社)
  • 途中辞退:3社(通信系1社、SIer1社、食品系1社) ※第一志望合格のため

 

その他のデータ

  • エントリーシート:9社/9社 通過
  • 面接通過率:100%

幸運にも、面接してお祈りされた経験未だ無しです。

受けた会社少なくね?という印象の方も多いかもしれませんが、理系の就活生にしては(周りとも比較して)結構数受けたかな、という感じです。

 

さぁ、ノウハウいってみましょう!

ノウハウ①『就活本』に流されるな!

就活本出したいとか言っときながら、まさかのそれかよ!!

いや、待ってほしい。言い分はある。

 

「先輩たちはこう書いたよ!」みたいなESの書き方本とか、そういうノウハウ系は為になるんですけど、

「自己分析の仕方」みたいな宗教チックな就活本は意味がない!

と僕は思う。

あと、大学とかで斡旋してる就活セミナーとかもあんまり意味がない。

てか、そんなの出席したこと無い。

 

多分、こんなグラフを書かされるんだろうけど、全然意味ない。

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次に紹介するノウハウさえあれば、自己分析なんて全く必要ないのだ。

 

ノウハウ②『はしご話』を作る名人になれ!

そうです。その名も『はしご話』!

はしご酒とか、そういうのに響きは似てて魅力的だけど、そうじゃない。

 

就活で一番伝えたいのは、自分の生い立ちでも無く、人柄でも無く、

「理路整然と納得感のある話を組み立てられるか」だ!

就活はそのゲームでしかない。

 

納得感のある話って??

 よく、話を盛ったり、ウソ言っちゃうとバレて、逆効果なんじゃないの?

って思う人も多いでしょう。

良いんですよ、ウソつきまくればいいんです。

でも、ウソのつき方がポイントだと僕は思うんですね。

 

例えウソが8割だとしても、事実が2割でもあれば、ものすごい納得感がでませんか?

 

揺るぎない自分だけの事実・事件・事柄をベースに盛れば良いんです。

それが『はしご話』の基盤なのです。

 

まず、語りやすい根幹のエピソードを決めよう

 語りやすければ、何でも良いと思うんですよね。

例えば、一番頑張ったバイトの話とか、一番関わった部活・サークルの話とか。

 

僕の場合は、「仲間同士でアプリ開発」ですかね。

できれば、スキル高そうとか、面白そうと思わせる話に越したことはないんですけど、

無ければありきたりな話からスタートしても良いんじゃないでしょうか。

 

これが、事実にあたる話。

途中何か突っ込まれた時に、この事実は自分だけが持ってるので、自分のワールドでそれっぽく熱く語って「ほんとにこいつやってたんだな」って思わせることができる重要な要素です。

 

根幹エピソードと目指す業界の『はしご』を作る!

これです!これが『はしご話』!

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面接しかり、ESしかり、絶対に最初に聞かれる質問。

それは、「弊社の志望動機は?」ですよねー。

 

その時、この『はしご話』を上手く作れるようになってくると、余裕になります。

この『はしご話』こそ、事実じゃなくてウソ5割〜10割でも良いと僕は思う。

 

試しに受けてない業界でやってみましょうか。

  • 志望業界「自動車製造業」パターン

<根幹エピソード>

「僕は、学生時代、趣味として仲間5人でアプリ開発をやっていました。」

<はしご話(盛って盛って盛りまくれ!)>

「そのおかげで、世の中のモノのUIをすごく気にするようになりました。その中でも気になったのは、車の助手席に乗っている時に、目的地をスマホで調べたは良いものの、瞬時にカーナビになぜインプットできないんだろう?などです。安全に気を使う必要があるはずの車内のUIってまだまだ開拓の余地があるんじゃないか、って思いました。アプリ開発の経験を活かして、もっと快適な車内のUIを実現してみたいと思いました。」

 

てな感じです。どうでしょうか?

 

  • 志望業界「コンサルタント」パターン

<根幹エピソード>

「僕は、学生時代、趣味として仲間5人でアプリ開発をやっていました。」

<はしご話(盛って盛って盛りまくれ!)>

 「その時、せっかく頑張って作ったアプリの広告収入がたった月100円しか入ってこなかったんです。悔しくて、人はどうすればクリックしてくれるんだろう?どう配置すれば収益がより上がるんだろう?という思いがきっかけで、人の行動パターンから収益を上げるにはどうべきかの分析に興味を持ちました。」

 

みたいな感じでしょうか。

ちなみに、これらのはしご話は、今即興で書いてみました。

 

ここから、定石の「苦労したエピソード」とか聞かれても、

根幹エピソードに立ち返って、自分のワールド目線で語り始めます。そして盛って盛って、最後にその業界で受けが良さそうなスキルアピールにつながる『はしご話』をすれば良いんです。

 

賛否両論あるかと思いますが、いかがでしょうか?

お付き合いいただき、ありがとうございました!

 

では、また!!!